
護摩木をつくる作業小屋を建てよう!

よし、やろう。
ということで、2016年は4月末から、「護摩木をつくる作業小屋」をつくりだしました。
これまでどうしていたのか、といえば‥
2016年5月まで、テント竹とブルーシートのテント小屋でやってました。シンプルで機能的な作業場といえば、それまではこんな感じで作業していました。これはこれで、実に機能的でした。ただ、雨に弱くて..

ならば、そのコンクリートを有効利用して小屋を増築しよう! で、いきなり作業開始。
(1)基礎 2017年4月29日

まず、コンクリートの土間にステンレス製のアンカーを打って、2X4の木材で骨組み。この後、筋交いを入れたり、補強をして、下見板を張る予定。スゴイです! 護摩木を作り出すと、丸鋸のおがくずが舞い飛ぶのでドアはなし。屋根はどうするのかな。
(2)棟上げ? 4月29日

ここまでは、嘉康さん一人の作業。本職は電気屋さんですが、なんでもこなす器用なお方です。
(3)壁 4月30日

壁ができて、少し強度が増しました。防腐剤の緑色の薬品を塗ったり、屋根におく波板の寸法に合わせて天上に木材を足したりして、なんだか少しずつ形が整ってきました。今日の昼からKさんも手伝いに来てくれたので、作業が進みます。ありがとうございます。
(4)屋根(波板) 5月1日

嘉康さん、今朝も早くからありがとうございます。昼からMさんとMさんも手伝いに来てくださいました。おかげさまで、りっぱな屋根が完成! だんだんカタチになってきました。風通しはバツグンです。これでオガクズ対策もバッチリ! とりあえず工事は、ここで中断。
ひとまず、嘉康さんと今年のゴールデンウィークのダンドリです。連休中、集中的に護摩木づくりをやっています。
(5)サッシ・防水防湿シート 5月7日

昨年、Nさんからちょうだいしたサッシを入れて、防水・防湿シートを貼りました。とりあえず雨風の進入が防げそうです。作業小屋の入り口は開けっぱなし。
(6)下見板 5月9日

雨が降る前に、下見板の作業が終われば楽なんですが、さてどうでしょう。
(7)ほぼ完成.. 5月24日

Nさんからいただいたサッシを入れてみました。とてもリッパな二重サッシで、ゴージャスです。このあと下見板を塗装すれば、いよいよ完成!
ここまでお仕事の合間をみて、手弁当で建ててくださった嘉康さんに感謝です。ブルーシートのテント小屋からすれば、格段の進歩です。これで、雨の日も作業がはかどるかな。雪が吹き込む冬期は、大きく空いた入り口をふさぐ工夫がいりますね。それはまた、おいおいと。
(8)塗装完了 9月30日
Iさんが下見板を塗装してくださいました。キラデコールの二層塗りです。
おかげさまで、風雪に耐えられる、立派な作業小屋が完成しました!

たかが小屋。されど小屋。日々の護摩修行には、護摩木がなくてはなりません。
これで、「護摩木をつくる作業場」と、完成した護摩木を収納する「護摩木小屋」ができあがりました。いずれも、当山のお信者さんの手づくりです。心のこもった浄行に頭が下がります。
みなさまのおかげで、毎日、護摩修行できます。うれしいな〜

お手伝いしていただいた皆様、本当にありがとうございました。この場を借りまして、心より御礼と感謝の言葉を申し上げます。ありがとうございました。

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