〒920-0836 金沢市子来町57
電話 076-252-3319
高野山真言宗 宝泉寺
通称「五本松」(ごほんまつ)
\ 宝泉寺は、ココ! /
2018年、護摩木づくりの記録です。
みなさんに助けていただいて、護摩が続けられています。
どうもありがとうございます。
大きな材木を短くしてタテに割ったり、ヨコに切ったり‥
ケースに入れたり出したり、洗ったり、干したり‥
同じような作業が延々と続きます。
護摩は、煩悩の薪を仏様と自心の智慧の火で焼き尽くす儀礼。護摩木づくりの延長線上に、護摩法があります。
まずもって何万本という護摩木をつくって、その山を仰ぎ見て、尽きない煩悩の凄まじさにため息をつくところから始めなければなりません。
私たちの肉体や心の欲望、他者への怒り、仮の実在への執着など(煩悩)を護摩木に見たてて、煩悩を消滅させるために苦心さんたん。ただ護摩木を焼くだけじゃなくて、護摩木をつくることからが始めるんだね。
たいへんな手間と労力をともなうけれど、これを体験することで、自らの煩悩を客観視してゆくんですね。
作業工程に準じて、随時更新します!
おつくりいただいた護摩木を一本のこらず焚きあげ、
護摩で生じた功徳をみんなの利益のために回向いたします。
他者のために汗を流す、みなさまの菩薩行に感謝です。
嘉康さんとTさんが端材を丸鋸でタテ引きしてくださいました。
丸鋸を固定した台の上で一人が端材を押して、もう一人がそれを引っ張る、共同作業。次の段階で、規定のサイズにヨコ引きすれば、段木(ダンモク)のできあがり。
大量の木粉が舞い散るので、防護眼鏡とマスクが必需品ですね。
途中、Mさんもやってきて作業を手伝ってくれました。
たいへん地味な作業ですが、こうした積み重ねから真心がこもった護摩木が生まれます。
当日、檀信徒会館では、Nさんと嘉康さんが、百八支の本数を数えて束ねてくださいました。
嘉康さん夫妻が、午前8時半から昨日の続きのタテ引き作業、続行。
4日のタテ引きに続いて、今日はヨコ引き。およそ10,000本の護摩木ができました。
この連休中に裁断した段木は、夏ごろ洗浄と天日干しを予定しています。
駐車場では、木の芽会から総勢20名が護摩木を洗浄と天日干しを手伝ってくださいました。
幸いお天気にも恵まれました。どうもありがとうございます。
護摩を続けるには、護摩木が欠かせません。
護摩木があるからこそ、護摩が続けられるのです。
お力添えあっての護摩修行。皆様の祈願を背負ってがんばります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
嘉康さん一人で段木のカット。連休からの作業、これにて終了。おつかれさまでした。
引き続き、裁断が終わった護摩木から順に墨をつけてゆきます。
墨が乾いたら、次は水洗いです。
Iさんより収納ボックス10ケース寄贈。
嘉康さんと二人で段ボールに入れていた護摩木をボックスにうつしかえました。1ケースに約300本の段木が収納できます。
来月、洗浄ですね。
5月30日現在、裁断した段木の総計14,000本。1年分あるかな?
まだ足りないかもしれませんね。
こうして煩悩(護摩木)は小さく裁断され、洗い清められ、おてんとうさまに照らされ、コンパクトに収納されていくんだな。
午前10時頃から、嘉康さんが来られ、丸鋸のスイッチオン!
二十一支をつくり始めました。
先日の続きですね。ありがとございます。
二十一支は細くて短いので、裁断にはよりいっそう注意が必要ですね。
梅雨の合間に、先日裁断した段木14,000本を洗浄、天日干し。
室内では、「百八支」と呼ばれる細い護摩木をつくりました。
あらかじめ用意しておいた細い護摩木の本数を108本数え、108本一組として、ヒモで結束してゆく、これまた根気のいる作業となります。一日中、ヒモをしばっていると、手のひらが痛くなってきます。
おかげさまで、ありがとうございます。
護摩木づくりの過程を経て、護摩木に託された煩悩は、次第に力を失ってゆきます。洗い清めてケースに収納される頃には、すっかりお利口さん。あとは住職の護摩を待つばかり。
あらかじめ準備しておいた「乳木百八支」墨つけ20,000本。おかげさまで、半年分(185座)できましたね!
「乳木百八支」の墨つけと結束。前回の残りの分です。おかげさまでありがとうございます。
1年分完成です。
前田さんから電話あり。さらに段木5,000本、裁断完了。近々届けてくださるとのこと。
おかげさまでありがとうございます。
9日(日)いっせいに洗浄・天日干の予定。
真長寺様より「大型丸のこぎり」を寄贈していただきました。
太めの角材でも、スパッと切れるプロ用電動工具です。ありがとうございます。
台風で倒れ、道をふさいでいた倒木の処理を終えて一服。
前田さんが2トントラックで段木5,000本を加工して持参くださいました。
さすが! 美しい仕上がりに息をのみました。ありがとうございます。
明日、墨つけ作業をします。
朝から嘉康さんと二人で二十一支をつくる。
午前中にタテ引き終わる。
午後から、段木の墨つけ
かずえさん・かずこさん・ちえこさん・さちえさん・ゆみさん、ありがとうございました。
二十一支のタテ引き、了。
二十一支、横引き。
おかげさまで晴天に恵まれ、段木5,000本の洗浄と天日干し。
駐車場いっぱいになりました。これにて、完了です。
お手伝いくださったみなさま、どうもありがとうございました。
おかげさまで晴天に恵まれ、段木5,000本の洗浄と天日干し、完了です。
もう一度タテ引き。
おおぜいお集まりいただきました。今日も百八支です。
台風一過、快晴。洗浄と天日干し。
おおぜいお手伝いいただき、ありがとうございます。
りっぱな護摩木ができあがりました!
2018年度の護摩木づくり、完了です。
ありがとうございました。
八千枚護摩供期間中も、檀信徒会館で百八支をつくり続けてくださいました。
これら百八支は、八千枚の翌日から使わせていただきます。ありがとうございます。
わざわざ護摩木を作らなくても、業者から買えばいいのに‥
段木・二十一支・百八支とか、厳密に分けなくても、テキトウでいいんじゃない?
そんな声もありますが、それはそれ。
住職が目指しているのは、持続的な情熱を失わない「護摩という生き方」。25年間まったく変わらない姿勢です。これからも護摩の追求は続きます。
護摩が続けられるのは、みなさんのサポートがあったればこそ。いつも本当にありがとうございます。
護摩で生まれた善行を自らの仏道修行とみなさんの利益のためにふりむけます。今後ともよろしくお願いいたします。