金沢市子来町三班|護美ステーション〈カゴの修理〉

子来町第三班ゴミステーション|

自然のなかで暮らす
みんなで守ろう、子来(こらい)

先週、子来町三班の鉄製ゴミ(護美)収集カゴに動物が進入したもよう。内部でゴミが散乱しているという知らせを受け、すぐさまかけつけて後かたづけをしました。

よくみると、カゴの鉄網は鉄枠から浮き上がって、小動物なら出入り自由。もはや網の役目を果たせなくなっています。こりゃ、小さな動物たち、なかに入るよねー

ご近所さんがビニールの結束バンドで応急修理を試みるも、一晩で結束バンドが噛み切られてしまいました。

やむなく針金でめくれ上がった網を固定するも、しばった針金の厚みで、カゴの扉が閉まらなくなる始末。お手上げです。

現況を町会長さんに伝えたところ、すぐさま修理してくださいとのこと。

なんでも器用にこなす人、長谷川さんに相談。知恵をしぼって、なんとかしていただくことになりました。

目次

9月12日(作業1日目)晴

子来町は、自然の宝庫。

ここに生息する動物たちにとって、
ゴミステーションは宝の山。

おいしいもの、いっぱい!

だけど、彼らに罪はない。

金属ステーからはずれた網を固定するために溶接してもらいましたが、サビが多すぎてうまくいきません。

サビを取り除こうにも、枠が腐食で膨れ上がって、折れそうなくらい経年劣化が進んでいます。

今回の修理のため、買い求めたパーツ

  • 金網3枚〈取りかえ、補強〉
  • アングル材〈足元の高さをそろえるため適宜裁断して使用〉
  • ベースアングル〈足元を補強〉
  • ゴムの台座〈カゴを安定させる〉
  • サビ止め塗料、はけ
  • サビにくいネジ
  • 養生シート、テープ

13日午前中(作業2日目)雨

子来町第三班ゴミステーション|アングルの裁断
アングルの裁断|子来町三班「護美ステーション」

アングルを裁断して、カゴを補強。膨れ上がった網の取りかえ。

雨止む気配がないので、作業中止。明日に延期。

住職は、ガードレールにからみついたツタを除去して、ゴミステーション周辺のそうじ。

15日午後から(作業3日目)曇ときどき晴

晴れ間をうかがって、再利用に耐えない網の削除と貼り替え。

グラインダーでサビを落として、サビ止め塗装。

子来町第三班ゴミステーション|サビ落とし
サビ落とし|子来町三班「護美ステーション」
子来町第三班ゴミステーション|修理完了
さび止め塗装|子来町三班「護美ステーション」

カゴをゴム製の台座にのせてもらいました。

おかげで扉が高くなって、扉の開閉がラクチン。ゴミ袋を入れやすくなった!

あとは、乾燥を待つのみ。

長谷川さん、ありがとうございました!

まりちゃん

カンタンな作業に見えるけど
手間ヒマかかってるよ〜

16日(作業4日目)晴

塗装チェックして、仕上げ。

塗料が飛び散らないようマスキングして、シュー

仕上げ塗装|子来町三班「護美ステーション」
仕上げ塗装|子来町三班「護美ステーション」

金沢市のゴミ分別の表示パネルをカゴに取り付けて、おしまい。

子来町三班ゴミステーション|修理完了!
ついに完成|子来町三班ゴミステーション

たいへんよくできました|子来町
どうもありがとうございました。

余談ですが、、この時期の宝泉寺境内。

昼は、行く夏を惜しむセミの声。夜には、スズムシ・コオロギ・キリギリスなど、バッタの大合唱。からだの前後左右、頭の上から足元まで、虫の音につつまれるよ。冥想には、うってつけ。最高!

匠の技

金沢 摩利支天 宝泉寺 オンマリシエイソワカ
目次