なにくそ、負けてたまるか!〈毎月1日〉護摩と法話 あります。

マンガ備忘録|おかざき真里 『阿・吽』 12巻

おかざき真里著『阿・吽』12 小学館 監修・協力 阿吽社

9月18日(ネット注文した日)、小笠原正仁先生から『阿・吽』12巻が届きました。どうもありがとうございます。さっそく拝読させていただきます。
第12巻、最高です! 感動しました。

備忘録|おかざき真里 著『阿・吽』12巻

〈12巻〉 平安 嵯峨天皇の御代 最澄は空海の密教をどん欲に学ぼうとするが… 法の真実を追究する二人に 権力者・藤原冬嗣が絡み 状況は思わぬ方向に

65話 藤原冬嗣(ふじわらのふゆつぐ)

藤原冬嗣(ふじわらのふゆつぐ)は、平安初期の政治家。右大臣内麻呂(うちまろ)の二男。後の嵯峨天皇が皇太弟となったとき春宮大進、春宮亮となり信任厚く、天皇即位後は昇進が著しかった。

66話 さんどう

最澄は空海に「ぜひ『伝法灌頂』を授けてほしい。灌頂を受けるには何ヶ月必要ですか」と尋ねた。空海は「三年の修行を終えた後です。」と答えた。それを聞いて最澄は驚いた。というのは、「もともと一夏で終わると思っていたからである。なぜ三年間の修行が必要なのかと考えれば、空海とすれば入唐前に大日経などの密教教典を学んだ二年間。長安で般若三蔵に梵字を学んだ半年を思えば、少なくとも三年はかかるはず。」と見当をつけたか?  それも天才的知能の持ち主で、空海だからこそ出来た話。

最澄は、「数年もかかるのであれば、一度比叡山の寺に帰って、後日出直してきて学ぶとしよう」と言い残して高雄山寺を去る。そこで、最澄は自分の弟子の中でも最も優秀なものを残していくことを申し出て、空海も了解したのである。泰範という最澄の一番弟子を残し、空海から密教を学び終えた後、比叡山に帰って遮那業(しゃなごう=密教学専門の学科)の教授となってくれることを望んだが..

67話 宮中金光明会(きゅうちゅうこんこうみょうえ)

勤操(ごんぞう)は、弘仁四年(813)に抜擢を受け、律師の位に昇られている。嵯峨天皇は勤操を屈請されて、宮中の大で極殿において『金光明最勝王経』を講演する法会を開かせられた。講演を終えられた日に、さらに嵯峨天皇は、紫宸殿において諸宗派の高僧を集め、教理の論議をさせ、勤操を歎賞したまう。勧賞として嵯峨天皇は、即座に勤操を小僧都に任じられ、兼ねて造東寺別当に下命せられた。

「宮中金光明会」は、一月八日が内裏の清涼殿で行われ、七日間にかけて国の安泰を祈った国家行事。67話では、昼の部論説、講義を執り行うのは勤操。そして夜の部の護持僧を最澄が勤め、大いに験をあらわす。

地の底から、何度も何度もたちあらわれる怨霊たちを追い払うことなく、「おいで」と手をさしのべ、自らのからだにまといつかせる最澄。そのまま手を合わせ、読経。例のごとく経文が躍り出て、すべてをつつみこんで浄化。まさに、おかざき先生にしか描けないシーンだ。すごい!

68話 興福寺南円堂(こうふくじなんえんどう)

同年(813)三月、高雄山寺にて円澄・光定・泰範など、最澄の十七人の弟子が空海から金剛界の灌頂を受けた。昨年から引き続いて、これら一連の灌頂を行ったことで、空海は日本密教の中心的存在となったばかりでなく、弟子たちを指導し、教団を組織する機会を得る。

奈良、興福寺は藤原氏の氏寺として権威をふるった。藤原内麻呂の菩提を弔う南円堂の建築を空海に依頼される。空海は唐で学んだ最新の叡知をつめこんで落成す。

69話 相撲節会(すもうせちえ)

ここで、お相撲を持ってこられるところは、流石。

待ってました!!  相撲の神事に、キュートな「にうつ様」あらわる。
こんなとこ、好き。


* 次号が発刊されたら、このあとを書き足していこうと思っています。

2020年9月18日発行
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