演舞奉納

演舞奉納

摩利支尊天の御宝前で、居合が奉納されました。

古流の居合 次代に

土佐伝統の無双直伝英信流を県内に伝えた野村條吉氏の孫弟子、北島国紘さん(68)=昭和町=が16日、子来町の真言宗宝泉寺で居合を奉納する。加賀藩の剣術師範が建立し、武運祈願、護身除災の信仰を集める寺で地元の人が演武を披露するのは近年は少なく、北島さんは「由緒ある地で演武を奉納し、古流の居合を次世代に伝えていきたい」と意気込んでいる。

金沢城の鬼門に位置する宝泉寺は、1606(慶長11)年に加賀藩3代藩主前田利常が重臣の富田重政(とだしげまさ)に建立させた。藩祖利家公が末森の合戦などで兜に納めていたとされる「摩利支天(マリシテン)」を安置している。

武芸ゆかりの寺

毎年正月に同寺を参詣している北島さんは、同寺が武芸にゆかりのあることから、流派の発展を願って奉納を申し出た。辻雅榮(つじがえい)住職によると、全国から諸芸をたしなむ参詣者が多く訪れるが、近年は地元住民による演武奉納はなかったという。

当日は天狗がすんでいたという言われ画あるがある「五本松」のそばで、北島産がさんが真剣を使った座居合や立ち会い立居合を披露する。北島産はさんは「多くの人に演武を見てもらい、古流の居合に興味を持ってもらえたらうれしい」と話した。

(北國新聞 2010年5月5日)


◎古武道の居合を奉納 金沢市の宝泉寺で北島さん

子来町の真言宗宝泉寺の春期大祭に合わせ16日、無双直伝英信流居合伝人の北島國絋さん(68)=昭和町=古武道の居合を奉納した。

五本松がある境内に張られた縄の内側で、北島さんをはじめ、石原丈裕さんと清水幹郎さんが演舞を披露。訪れた住民や外国人観光客が迫力の太刀筋に見入った。

金沢城の鬼門に位置する同寺は、前田利家の守り本尊、摩利支天を安置している。3代藩主前田利常の命で、富田(とだ)流の名手として知られる重臣富田重政(しげまさ)が建立した。

同寺には、武術を志す参詣客が多く訪れていたが、近年、武芸を奉納する人が途絶えていたため、北島さんが流派の発展を願って奉納を申し出た。

(北国新聞2010年5月17日)

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